予防安全装備搭載の先進ボディにも対応!
数値化した正しい診断が確かな修理を実現します!
どんなお車も修理後も以前と変わらず、安全装備が機能するように。
近年のお車には、各種のセンサーがそれぞれの役割をもって、それらが正常に動作する様に考慮して設置されています。そんな構造のお車が事故の修理後に見た目は元通りになっているようでも、安全性能も「以前と変わらず機能する」ようになっていないと、修理する意味がなくなってしまいます。
予防安全装備には自動的にブレーキをかける前に、カメラやレーダーが危険を察知していることが前提となっています。事故などで、その機器の位置や向き、お車全体との位置関係が1cmずれると、精度の規定から数10メートルも誤差を出してしまいます。
事故時に起こったフレームやボディの数ミリのズレがあると、予防安全装備が感知する範囲は数メートルずれてしまう!!実は、お車の前後がちょっとぶつかっただけでも、安全装備の精度には大きなずれが生じるので、安全装備が規定の範囲で動作するように、位置調整や測定ができる機器やコンピュータソフトが完備された工場で無くては直せないんです。
追突事故などで車両のフレームが損傷した場合、コンピュター診断が必要になります。
メーカーの指定数値との差異を数値化
破損具合に応じて4〜10点固定することで、どんなお車でも修理が可能になりました
しっかりとした計測を行うために、 専用の機材で測定します。
お車の修理には、直す部分によって個別の修理を行います。ヘコんだパーツを叩いたり伸ばしたりする鈑金工事の他に、車の各部分にずれや歪みがないか測りながら元に戻していく「フレーム修正」という修理があります。この修理の精度が安全装備のあるお車には大切になってきます。
これまでのフレーム修正の技術でも誤差は1~2ミリ程度に戻すことができていましたが、安全装備のカメラやレーダーは1センチのずれで数10メートルのずれが発生するので、1ミリのズレが大きな問題になってきます。仮に、2ミリずれていると2メートルの誤差があると思うと、ドキッとしますよね。
刻一刻と進化し続ける自動車のボディ構造に対して、修正作業も進化しなければ安心・安全な修理ができるとは言えません。金沢丸善ではこれに対応する進化したフレーム修正機と高品質なレベルの検査が出来る測定システムを導入しています。
作業に入る前に部品をあまり外さなくとも、固定ポイントの多い最新の土台でしっかり固定し、ミリ単位のフレーム修正が可能
修理前のボディやフレームのずれは素早く数値化、修正作業を行いながら、元通りになっているかコンピュータで緻密な診断を行う
一般的な鈑金工場では伝票のみでしか修理結果が伝えられないのに対して、修理前後の計測データを仕上がりの証明証として提出
お車のボディとそれを支える土台や足回りは事故があった際の影響だけでなく、意外とずれていたりします。タイヤの向きや角度についても、きっちり数値化できる測定方法で調整しておかなければ、その後のお車の安定走行や燃費にも影響していきます。
「ボディのねじれ」や「ホイルアライメント」といった部分は、目で見て判断がつくところではなく、車のプロでしか判らない部分だったりしますが、車検や事故修理の時だけでなく、気になった時に是非ご相談してみてください。
ボディアライメント
ホイルアライメント
作業工程書
予防安全装備の関するセンサーやカメラがついた個所を脱着または交換した際にセンサーやカメラの微調整を行う作業のことで、作業内容はその車の整備書をもとにメーカーから指定されているターゲットを決められた位置に置き、スキャンツール(車に装備されているCPUを外部から操作する機械)を用いて整備書に決められた数値内で正確に読み込めているかをチェックし調整を行います。
主にフロントバンパーやフロントガラスの交換時に行う作業であり、今後OBD車検が法制化されることで車検時に必須作業となります。
安全装備が装着されている車が事故などで修理が必要になった場合
①まず土台である車がミリ単位の誤差内で修理されている
②カメラやセンサーが整備書通りに作動し認識している
この2点をクリアする必要があります。
ワンダフル鈑金塗装(金沢丸善)では、エーミングを始めとする安全装備の調整ができる設備を完備していますので、一般のお客様から修理工場様まで詳細はお気軽にお問い合わせください。